訪問介護や施設介護で退職代行を使った体験談|利用のデメリットも解説

こんなお悩みを解消します。

この記事を読むと分かること

  • 介護で退職代行を使った体験談
  • 介護に退職代行の利用者が多い理由
  • 介護で退職代行を利用するメリット・デメリット
  • 介護におススメの退職代行 

退職の意思を伝えても、引き留められる。

介護は、すんなり辞められないケースが多い業界です。

話の通じない上司に何度も退職を伝えるだけでも、気が滅入りますよね。

だからといって、このまま働き続け心身を壊しては、元も子もありません。

退職代行が広がってきたとはいえ、利用経験者を探すのは大変です。

この記事を読めば、実際に利用した介護士の体験談など、退職代行の実態がわかります。

体験談を知ることで、今抱えている漠然とした不安を解消できますよ。

目次

訪問介護や施設介護で退職代行した体験談

実際の体験談
  • もう介護は限界だった
  • 僕も前職の介護を退職代行で辞めました。
  • 労働環境が極悪だったので退職代行を使って2か月で辞めました。

それぞれ紹介します。

もう介護は限界だった

退職代行を使いたかったわけではない。

退職代行は、失礼な行為と思われがちです。

しかし、このリプライには「真面目で誠実な人」という励ましが大半でした。

今まで我慢していたけれど、仕方なく退職代行を利用されたようですね。

退職代行すると、即日出勤しなくて済むので、心の負担が減ります。

僕も前職の介護を退職代行で辞めました

介護士は退職代行の利用が多い。

退職代行の利用者はあなたが思っているよりも多くいます。

なぜなら、退職代行の利用を秘密にする人も多いからです。

特に、介護士・看護師・保育士の利用が多いのが実情。

介護士の利用が多いことは、他の人も発信しています。

労働環境が極悪だったので退職代行を使って2か月で辞めました

介護職でも、まともな職場はある

Q:以前、介護職に勤めていましたが、(中略) 労働環境が極悪だったので退職代行を使って2か月で辞めました。

A:私も介護職を代行使って3ヶ月程で辞めました。理由はパワハラでした。 で、今は別の施設で介護職として働いています。 今の所で面接の時にパワハラが酷くてと正直に言いました。 (中略)短期間で辞めたことも辞めた理由を面接で正直に話をしたので不利にはなってないと思います。 というよりは、介護職自体人手不足だから少しでも経験があれば雇ってもらえると思いますよ。 私は運良く良い人達に出会えました。質問者さんも良い場所が見つかると良いですね。

引用元:yahoo知恵袋

ブラックな職場は、いつまでたってもブラックなままです。

どんな手段であろうが、いるべきでない職場からは離れるべき。

訪問介護や施設介護で、退職代行の利用が多い理由

Point!
  • 慢性的な人手不足
  • 給与は低いのに過酷
  • 法律を無視したブラック企業が多い
  • 休みが取りづらい
  • 職場の人間関係でトラブルが多い

それぞれ解説します。

慢性的な人手不足

介護は、退職の引き留めが常態化している。

2022年介護労働実態調査によると、人手不足を感じている介護事業所は60%を超えています。

人出不足のため、以下のような引き留めが慢性化。

  • 退職予定日が近づくたびに「あと1週間だけ」と引き留められる。
  • 退職を伝えると、勤務中に嫌がらせをされる。

こういった引き留めのせいで、介護で退職代行の利用者が多いんです。

給与は低いのに過酷

夜勤や土日関係ないシフト勤務の割に給料が低め。

令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果によると、介護職員の平均給与は「全産業平均給与を下回ります」

介護は、24時間のシフト勤務で過酷であるうえ、辞めにくい。

割に合わないので、退職代行を考える人がいても仕方がありません。

法律を無視したブラック企業が多い

労働者の権利である「退職」や「退職時の有休消化」を認めないケースが多い。

話を聞いてもらえなかったら、退職できないですよね。

八方塞がりなら、退職代行に頼りたくなるのも当然です。

有給消化については、別記事「退職代行ガーディアンを利用すれば有休消化100%の理由を解説」が参考になります。

なお、退職代行業者によっては有休消化できずに退職に至るケースも散見されます。

職場の人間関係でトラブルが多い

退職の原因が、管理者であることが多い。

辞めたい原因である上司に、退職を切り出すには勇気が入ります。

つらい状況を打開する手段として、退職代行をおススメしたいです。

ですが、退職代行のデメリットもあるので知っておいてください。

次で解説します。

訪問介護や施設介護で退職代行を利用するデメリット

Point!
  • 費用がかかる
  • 怪しい退職代行に依頼すると、トラブルに巻き込まれやすい 
  • 会社で悪い噂が流れる
  • ごく稀に本人や親に電話がかかる 
  • 実務経験証明書を依頼しづらくなる

ひとつずつ解説します。

費用がかかる

退職代行の利用には、2~3万円かかる。

退職代行にかかる費用は、安くないかもしれません。

しかし「会社を辞められる安心感」と「退職代行費用」。

どちらが自分にとって大切か、考えてみましょう。

会社で悪い噂が流れる

会社で悪口を言われるのは回避できない

悪い噂が流れることは、あきらめましょう。

でも、辞めた会社の人は、あなたにとって、どうでもいい存在。

気にしても、しょうがありません。

辞めた人の噂って1-2か月でなくなります。

なぜなら、あなたがもう職場にいないから、悪口のネタが尽きるんです。

少しの辛抱。

苦しいですが、ここは我慢が必要なポイントです。

ごく稀に本人や親に電話がかかる 

実績のある退職代行を選ぶことで、リスクは最小限に抑えられる。

どの退職代行も「会社からの電話は100%無いとは言い切れない」という表現を使います。

ごく稀ですが、電話がかかってきたケースがあるのも事実。

あまり知られていないですが、退職代行によって電話の抑止力が違います。


実務経験証明書を依頼しづらくなる

万が一、後日必要になったら、往復郵送で依頼しましょう。

実務経験ルートで介護福祉士の受験資格を得る場合、実務経験証明書が必要です。

退職代行で辞めた会社に電話するのは、気まずいですよね。

ちなみに、実務経験証明書の有効期間は、6ヶ月です。

万が一後日必要になったら、少し手間はかかりますが往復郵送で依頼すればOK。

訪問介護や施設介護で退職代行を利用するメリット

Point!
  • 即日で会社に行かなくていい
  • 会社と直接やりとりしなくて済む
  • LINEと郵送で全て完了する
  • 有給や退職金を正しくもらえる

それぞれ解説します。

即日で会社に行かなくて済む

「退職代行に依頼して、即日から2週間は欠勤or有休消化、そのあと退職」が基本の流れ。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用元:民法|e-Gov法令検索

自力で退職する場合、民法の2週間で辞めるのは、正直言って無理でしょう。

一方で退職代行は、職場に対して気を遣う必要がないので、民法で押し切ることが可能です。

会社と直接やりとりしなくて済む

退職代行業者がすべて仲介してくれるから、心理的負担が減る。

退職代行が仲介役になってくれるので、会社と直接やり取りせずに済みます。

LINEと郵送で全て完了する

退職代行業者とのやりとりはLINE、会社の私物は郵送で対応可能。

荷物、書類関連は郵送で済むので、人に会わずに済みます。

有休消化や退職金を正しくもらえる

退職代行なら、有給や退職金もきっちり回収してくれる。

自力で退職すると、有休消化できない人も多いです。

退職代行は、2~3万円の費用がかかります。

でも、心理的、肉体的、金銭的トータルで考えると、コスパがいい方法。

あなたを守る手段として、退職代行は十分に意味があります。

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